新たな女性用バイアグラ、フリバンセリンとは?

バイアグラと言えば男性の勃起不全を改善してくれる治療薬として世界的に有名ですが、実は最近になってバイアグラの女性版が開発されました。
アメリカでは既に承認を受けて正式に販売が開始されており、性交渉において大きな成果を示しています。

女性用バイアグラとは言っても、正確にはバイアグラのように性行為の際に性的興奮を促すものではありません。
フリバンセリンという成分を配合した性的欲求低下障害を改善する治療薬で、簡単に言えば女性の性欲を高める作用があります。

男性と比べて女性は性欲がもともとそれほど高くなく、年齢を重ねると更にその傾向は強くなります。
夫婦生活も何年も続けていると次第にマンネリ化し、パートナーに大して性欲を感じなくなったり性行為そのものが面倒に感じたりしてしまう人も多いです。

このようになってしまうのは、女性の脳で神経伝達物質の分泌量が減り、性欲を刺激する物質が足りなくなるからだと考えられています。
フリバンセリンはもともと抗うつ剤に使用される成分で、脳を刺激して性欲を高めるドーパミンの分泌を促します。

フリバンセリンは時間をかけて脳に作用するタイプの薬なので、男性用バイアグラのように服用してすぐ効果が得られるものではありません。
1週間単位という長いスパンで効果が現れるのが一般的で、効果を実感するためには早くても約1ヶ月、ピークになるまでには約2ヶ月毎日服用を続けなければなりません。
臨床試験では約5ヶ月間服用を続けた結果、被験者の多くの女性が性欲の高まりを実感しています。

臨床試験では平均36歳の女性を対象としていたのですが、3週間目を過ぎたあたりから性欲が高まったと感じる人が出てきました。
約5ヶ月間を通して見ると、期間ごとに違いはありますが40%から60%の女性が効果を感じています。

このように女性用バイアグラとして期待できるフリバンセリンですが、難点は価格があまりにも高いことです。
長期間続ける場合はかなりの出費になるので、対策を考える必要があります。

フリバンセリンは高価なのでジェネリックがおすすめ

フリバンセリンは女性向けの性欲改善効果のある珍しい薬で、その分開発にコストがかかっています。
つまり販売価格が非常に高いという特徴があり、1錠あたり何と3,000円から5,000円ほどもします。
1錠の薬価としてかなり高価な部類に入り、あまりの高さから使用を躊躇する人も多いです。

フリバンセリンは毎日服用して効果を発揮するので、1ヶ月分で考えても約9万円から約15万円という恐ろしい金額が必要です。
それでも性欲が改善するなら構わないという人もいるでしょうが、一般的に考えると確実に効果が得られるか分からない薬に毎月10万円以上はかけられないでしょう。

そんな場合は、フリバンセリンのジェネリックを利用すると良いでしょう。
フリバンセリンには既にジェネリック版が登場しており、本家の半分以下の価格で購入することができます。
それでも1ヶ月に5万程度はかかってしまいますが、フリバンセリンを購入することを思えば安いものです。

ジェネリックと言っても有効成分は全く同じですし、得られる効果に大きな違いはありません。
また、有効成分が同じ以上は副作用のリスクも同じようにあるので注意が必要です。
フリバンセリンの主な副作用は低血圧による吐き気やめまい、強い眠気などが挙げられます。
低血圧も眠気も服用した人全員に現れるわけではなく、臨床試験の結果によると約9.6%の発症頻度となっています。

服用すると10人に1人の割合で副作用を感じるということですが、これは他の医薬品でも見られることなので過剰に心配することはありません。
それよりも女性の性欲の低下を改善できるという効果の方が多いに役立つので、パートナーとの性行為に悩みを感じている場合は検討してみてください。