不感症を改善しないことによるデメリット

セックスの時にオーガズムや快感、興奮が得られない不感症に悩む女性は少なくありません。
そもそも不感症とはどんな病気で、どんなデメリットがあるのでしょうか。その改善方法も含めてみていきましょう。

不感症は、身体の生理的、機能的なことが原因で引き起こされることもありますが、多くは精神的、心理的な要因によって起きることが多いと言われています。
過去に大人からいたずらや性的な虐待をされて心に恐怖感や嫌悪感、罪悪感を植えつけられてしまった場合、自分では意識しなくても深層心理にトラウマとなって残り、パートナーと触れ合う場面や、セックスをする場面になると自然に心にブレーキがかかってしまうのです。
それが原因でセックスの時に何も感じない不感症や「セックスが嫌い」といった性嫌悪障害などに苦しむ人がいます。

不感症は「まったく感じない」という人もいれば「時々は感じる」人もおり、個人差が大きい病気です。
セックスに快感を覚えることやオーガズムを感じることがない場合、セックスの最中はただ男性の求めに応じて時間が過ぎるのを待つ人もいれば、男性を傷つけまいと感じたふりをする女性もいます。
しかし男性は女性が感じていないことを敏感に察知します。
女性が感じないのを自分のせいだと思い込んでしまうこともあれば、演技と気づいた場合は不信感を募らせる男性も少なくありません。
そのため、女性の不感症が原因で関係が悪化してしまうことも多く、男女の間に横たわる難しい問題です。

女性が不感症になる原因は過去のトラウマによる場合もあれば、付き合っている男性や夫が原因となることも。
パートナーから暴力やハラスメント、浮気などの仕打ちを受けた場合、女性は最初に感じていたオーガズムや性的な快感を得られなくなってしまうケースがあります。

不感症の他の要因として精神的なストレスや疲労、ピルの服用なども考えられます。
不感症を改善するためにはその原因をつきとめ、あせらずに適切なケアをしていくことが何よりも大切です。

不感症の治療は婦人科へ行きましょう

このように不感症は、女性がセックスを十分に満喫できないだけでなく、そのことで男性との接触を避けるようになってしまったり、セックスの時に拒否反応が起きたり、交際や結婚の機会を逃してしまう恐れがあります。
また、付き合っている男性を不安にさせて、傷つけてしまう場合も。
セックスの時にただ感じないだけでなく、嫌悪感を抱くようになってしまうと2人の関係にも大きな影響を与えてしまうデメリットも見逃せません。

また、不感症自体が妊娠に与える影響はないと言われていますが、不感症によってセックスを避けることで妊娠の機会が減り、不感症や拒否反応に伴う精神的なプレッシャーや不安、ストレスなどが妊娠に影響することが考えられます。

女性が「私、もしかして不感症?」と気づいたら、どうすればいいのでしょうか。
交際中の男性がいる場合はまず、正直にそのことを告げた方がいいでしょう。そしてカップルが一緒になって改善していくのがベストな選択肢ではないでしょうか。

その場合、やはり専門家に相談するのが一番の近道です。
婦人科は女性特有の病気や疾患を診てくれる診療科で、子宮や卵巣に起きるトラブルや不妊治療、性に関する幅広い悩みなどに対応。
婦人科では女性の話を聞き、必要があれば男性にも話も聞いた上で、どのような方法が最善なのかを判断します。
生理的なことが原因とみられる場合はそのまま婦人科で治療することになりますし、精神的なことが原因と見られる場合は精神科や心療内科の受診をすすめられることもありますので、アドバイスに耳を傾け、判断を仰ぎましょう。

不感症は一人で悩まずに専門の婦人科に相談し、付き合っている男性がいる場合はカップルで乗り越えていくことが大切です。