不感症に悩んでいる女性は、EDに悩んでいる男性よりも遙かに多いとされていますが、女性は性に対して閉鎖的な考えをもっていることから、その治療薬の開発は進んでいませんでした。
しかし2015年に女性用バイアグラが発売されてから、急激に服用する人が増えています。
女性用バイアグラを服用した多くの方はその効果を実感していますが、その反面間違った方法で服用してしまうと副作用に苦しむことにもなりかねません。
したがって、不感症を解消して楽しいセックスライフを取り戻すには、女性用バイアグラの効果と作用を理解し正しく服用することが大切です。

女性用バイアグラの服用方法について

不感症に悩む女性 不感症に悩んでいる女性は非常に多く、日本においても成人女性の2人に1人が不感症を実感しているといったデータもあります。
ところが、不感症に対する有効な治療薬の開発は進んでおらず、2015年にようやく女性用バイアグラがアメリカで認可されると、瞬く間に世界中に利用者が増えていきました。
その代表的なお薬が「ウーメラ」やそのジュネリック医薬品である「ラブグラ」になります。

女性用バイアグラを服用した多くの女性は、その効果を実感しており、日本においても徐々に利用者が増えていますが、一部では誤った認識を持っている人も少なくありません。
そのため、副作用を引き起こす原因や本来の効果が得られない原因にもなっていますので、女性用バイアグラの正しい服用方法をしっかりと理解することが重要になっています。

女性用バイアグラは1錠あたり100mgの錠剤で、シルデナフィルと呼ばれる物質を主成分としています。
一般のお薬と同じように水や白湯とともに服用すると30分から1時間程度で効果が見えはじめ、4時間から6時間継続します。
なお、1日当たりの使用量は100mgまでと定められており、服用後は必ず24時間以上の間隔を空けなければなりません。

女性用バイアグラは食事によって効果が左右されますが、それは有効成分のシルデナフィルが腸において分解・吸収されるからです。
したがって、食後2時間から3時間経過した空腹時に服用することが効果的です。
特に焼肉や中華料理といった脂質の多い食事をした後は、例え空腹であってもその効果が半減してしまいますから、女性用バイアグラを服用する際には差し控えるか、より多くの時間を空けることが大切です。

女性用バイアグラには相性の悪い食材がいくつか存在しています。
その代表的なものがアルコールとカフェインです。
アルコールの成分には持続時間を減少させる効果があり、カフェインには、血中濃度を上昇させる効果がありますから、薬の効き目が増強させる働きがあります。
したがって、女性用バイアグラを使用する際は大量に摂取しないことが賢明です。

また、意外にもグレープフルーツも女性用バイアグラとの相性は良くありません。
グレープフルーツにはフラノクマリン酸という物質が含まれていますが、この物質には薬物代謝効果を阻害する働きがあり、血中に女性用バイアグラの成分が長時間残ってしまうことがあります。
その結果、過剰に効果が出てしまうことがありますから、間違ってもグレープフルーツサワーなどを飲酒して服用しないよう注意が必要です。

女性用バイアグラの服用における注意点

頭痛の女性 不感症の悩んでいる女性の中には、女性用バイアグラに興味を持っていても副作用が心配で服用を躊躇している方が少なくありません。
女性用バイアグラはその効果が実感しやすいお薬である反面、副作用を引き起こしやすいお薬でもあります。
しかし副作用やそれを引き起こす原因、併用してはならない併用禁忌薬のことを正しく理解することで、リスクは最小限に抑えることができます。

女性用バイアグラを服用すると、ほとんどの女性が火照りや体の内面から温かくなってくるのを実感します。
これは女性用バイアグラの成分がもたらす血流を促進する効果ですが、この効果が過剰に出てくると頭痛や鼻づまり、めまい、動悸や息切れ、胃もたれなどを引き起こします。

これが一般的に報告されている女性用バイアグラの副作用ですが、頭痛であれば市販されているロキソニンなどが配合された抗炎症作用のある鎮痛剤で回復します。
その他の副作用も、女性用バイアグラの効果が持続しなくなる4時間から6時間後には治まりますから慌てる必要はありません。
ただし、6時間以上副作用が続くようであれば、他の要因も考えられますから早急に医師に相談する必要があります。

こういった副作用は体質や体調によって現れやすくなりますから、初めて女性用バイアグラを服用する方や慢性的に頭痛などが現れる方は、ピルカッターなどでお薬の量を調整して服用すると良いでしょう。
また、寝不足や疲れが溜まっている場合には服用を差し控えた方が無難です。
反対に効果が感じられないからといってお薬の量を増やす方がいますが、思わぬ副作用を引き起こしかねませんから絶対に増やしてはなりません。

その他、深刻な副作用としては狭心症があげられます。
女性用バイアグラは血流を促進させるお薬ですから、服用すると血圧が急激に低下し、そのことが原因で冠動脈への血流が不足し、心筋への酸素不足を引き起こしてしまいます。
その結果、狭心症を発症してしまうこともがあります。
不整脈や血圧に問題のある方や脳梗塞や心筋梗塞などの心臓病、腎不全、肝機能障害などの既往歴がある方は、狭心症を発症しやすいことから、服用前に医師に相談する必要があります。

特に狭心症の治療に使用されるニトログリセリンなどの硝酸剤や不整脈の治療に使用されるアンカロン錠などは、女性用バイアグラに対する併用禁忌薬であり、海外では死者も出ていますから絶対に併用してはなりません。
また、授乳中や妊娠中の方は強い副作用の原因となり、胎児への影響も懸念されますから、絶対に服用してはなりません。

女性用バイアグラの成分シルデナフィルとは?

狭心症の男性 女性用バイアグラの主成分はシルデナフィルという物質ですが、これは男性用バイアグラと同じ成分でもあります。
もともとシルデナフィルは、狭心症の治療薬として開発されていましたが、その過程において陰茎の勃起を促進する作用が認められED治療薬として開発された経緯があります。
その後、さらに研究を進めた結果、女性の不感症の改善にも効果があることが認められ、女性用バイアグラが製造されるようになりました。

女性が性的な興奮を実感し、肉体的にも膣分泌液が正常に分泌されるためには、女性ホルモンの働きが不可欠となります。
しかしながら、不感症の女性は過剰なストレスや過去のトラウマ、加齢などにより、女性ホルモンの分泌を促すcGMP(環状グアノシン一リン酸)と呼ばれる物質の働きを阻害する、PDE-5(ホスホジエステラーゼ)と呼ばれる酵素を過剰分泌してしまうのです。

その結果、女性はホルモンバランスを崩してしまい、性交渉において性的興奮が得られなくなって、膣分泌液の分泌が著しく減少してしまうことで、膣乾燥症や性交痛などを引き起こしてしまうだけでなく、次第に性交渉に対して嫌悪感を持ってしまうこともあります。

シルデナフィルには、PDE-5(ホスホジエステラーゼ)に直接働きかけ、過剰分泌を抑えることで、cGMP(環状グアノシン一リン酸)の働きを促す効果があります。
その結果、女性はホルモンバランスを正常な状態に改選し、肉体的にも精神的にも女性らしさを取り戻すことができるのです。

また、シルデナフィルは血管を拡張して血流を促進させる効果があります。
女性用バイアグラを服用すると、身体に火照りを感じるのはこの作用によるものです。
とりわけ女性器付近の血行を促進することで、膣内や外陰への血の流れが促され、膣分泌液が正常に分泌されるようになります。
その結果、性的な刺激に対して敏感に反応するようになり、男性器を挿入した際の痛みも解消されますから女性の快感も高まり、男女共に充実したセックスが楽しめるようになります。

ただし、シルデナフィルには媚薬の効果はありませんから、服用しただけで性的な興奮状態を得られるものではありません。
あくまでも、外側から性的な刺激を受けることによって、その効果が発揮されるものですから、女性だけが努力するのではなく、パートナーの協力が不可欠であることは言うまでもありません。